みなさんは子どもに声をかけるとき、伝わるようにと簡単な単語を使っていませんか?
それでは子どもたちの語彙は増えません。
どういったら伝わるかを考える事は、誰しもがやっています。
ですが、使用する言葉のレベル設定に気を遣う方は、多くはいないと思います。
例えば私は、小学校低学年の時に母親から「あんたは本当に内弁慶、外地蔵やな~。」なんて言われていた記憶があります。
8歳くらいの男の子で、内弁慶の意味が分かる子はなかなかいませんよね。笑
でもその体験が、辞書をひいて調べるという習慣へのきっかけになりました。
よく考えてみれば、赤ちゃんは周りの大人が使う言葉から日本語を学習します。
それと同じで、知らない単語を使うということは非常に大切な事なのです。
語彙量が少ないと、日本語で書かれた問題を解くことはできません。
是非、単語のレベルを意識してみて下さい。
お子様の語彙量を増やせるのは、会話量の多い保護者のみなさまだけなのですから。
p.s.
理系科目につまずく子の多くは「計算できない」ではなく「問題が正確に読めない」です。
次回は私の挑戦について書きます。