来週の日曜日に第48回衆議院議員総選挙がありますね。
高3年生の生徒たちの中には、既に選挙権を持つ子もいます。
生徒たちと少し選挙の話をしましたが、やはり「政治に興味関心がない」というより、知識がないといった印象を受けました。
中学校の社会の授業で、選挙について学びますが、あくまで机上の勉強の一部に過ぎず、実際に選挙という経験は少ないです。
また、学校の生徒会選挙なども子ども達に言わせれば、残念ながら「人気投票」だそうです。
公約やその人物を見ているかというとそうではなく、友達だから投票する程度の考え方。
そもそも日本という国は、海外に比べて年齢が上がるほど政治に興味を持つ割合が高くなる国だそうです。
40代50代のの大人も、昔は20代です。今と同じく選挙に行っていなかった若者だったという人も多いはず( ˘•ω•˘ )
なぜ、投票に行くようになったのでしょうか?
是非、その気持ちを自分の子ども達に伝えて頂きたい。
私からは、家族と一緒に投票に行くことをお勧めします。
総務省が10代の有権者に行った調査では、18歳の7割が家族と投票に行ったと回答しました。
投票に行った10代の多くが小さい頃から家族の投票についていったことがあるというデータも出ています。
政治への関心の大きさは家族の影響が大きいのですね。
また、以前は投票所の中に連れて行くことができるお子さんは幼児に限られていましたが、公職選挙法改正によって18歳未満にまで拡大されました。
まだ選挙権を手にするまで数年ある中学・高校生は、保護者と一緒に投票所に行ってみるのが良いと思います。
お父さんとお母さんが自国の将来に向き合う姿を、実際の投票の様子を通して子ども達に見せて頂ければ幸いです。